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仕事の関係で色々調べているのだが、カード専用プリンタというのが世の中には存在する。
クレジットカードサイズのカードに、写真とか名前とか会員番号とか、そういうのを印刷するプリンター。
業務用で、結構な値段がする。
調べた中で、比較的安いのはGRASYSというブランドの製品、10万円台からあるし、ちゃんと営業がやってきた。
やっぱり比較的安いEVOLISというブランド。
やっぱり10万円台ぐらいから。
ここのAvansiaという製品は、キャノンの子会社のOEM製品のようだ。海外だと5000ドルぐらいから販売している。なかなかの値段。
さて、ちと特殊な用途に使うので、再転写プリンタというものでないとならないらしい。面倒だな。
そうなると、値段が跳ね上がった。
上記のAvansiaは再転写式。値段は前述の通り。しかし、日本でサポート受けられるのだろうか??
キャノンの子会社ニスカという会社が、PR-C201という機種を出している。これが再転写プリンタ。
しかし、高い。60万円ぐらいする。ソフトがまた高く、30万円ぐらいする。
いやぁ、ボリ過 ぎ 高価格設定しすぎじゃないの?なかなか高い。
さて、なぜか JVC KENWOOD が、再転写プリンタを製造している。
CX-7000 と CX-330 というシリーズ。
OEM専用マシンという位置づけで、大日本印刷(DNP) とか 富士フィルム とか Ai&Di という会社のブランド(調べて出てきたのはこれぐらい。他もあるかもしれない)でしか販売はしていない。
さて、色々調べてみると、この機械は100万円ぐらいするらしい。正直言って、キャノンが良心的に思えてきたな。
なにをどうすればそういう価格設定になるのだろうか?? 理解できない世界だ。
DNPなどは「転売もしくは譲渡を受けた方への仕様・取扱説明書等の関係資料開示、およびインクリボン等の消耗品販売は出来ません」(抜粋)と謳っている。
とんでもないな。
これでは、中古はまず買えないし、新品で買ったとしても、不要になった時に再販することもできない。
なんでそいういう風になっているのかしらないが、ちょっと世間の常識からは外れている気がする。
そういう商法は許されるのだろうか?車やパソコンや、業務用機器にしたって、中古品でも修理やサプライ品の販売ぐらいは、どこでも部品がある限りは最低限やってくれるものだが…
どうも法律的に(商習慣上も)許されないと思うのだがな。
また、DNPの CX-7000 CX-330 CX-320 の場合、DNP製の専用サプライ品であるインクリボンを装着しないと、エラーで使えないという仕様らしい。
同じ製品でも、他社から出ているものの場合は使いまわしができるそうだ。
一体、なんでそういう事になっているのだろうか?首をかしげる。ひどいな。
「もし買うなら 富士フィルム か Ai&Di からだな」と心に決める。いや、きっと買わないが。
そういう訳で、客先には
イチオシでキャノンの子会社PR-C201。
2番手は冒険になるかもだけどEVOLIS AVANSIA(多分中身はイチオシと同じ)。
押さえに富士フィルムかAi&Diという会社(どうしてもという要望ならコンタクトを取りますが)。
という事にしておいた。
なんでも調べると新しい発見があるものだな。
海外メーカーでやはり再転写プリンタを出しているメーカーを3社発見したが、さすがに色々大変そうなので選択肢からは外した。
しかし、こういうのはやはりアメリカだねという感じ。たとえばここ。
ちなみに、私が行ってたスポーツクラブでは、EVOLISの機械で会員証を発行してくれてた。
今になって、あの特徴的な機械の素性がわかったのは、やっぱり新たな発見だった。
しかし、そういう需要って多そうで少ないんだな。ソフトの選択肢もほとんど無いように思う。
カードなんか、そこら中で発行されているものなのに、ちょっと不思議に思える。
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